政策3:地域コミュニティの活性化

行政・民間・地域が一体化する公民連携の実現を目指す

政策1と2のおさらいですが、まず、今の水戸市の税収が減っていること。にもかかわらず「箱もの」建設による借金が膨らんでいることをお伝えさせていただきました。

単純に計算しても水戸市民、一人あたりの借金が80万円という、とても怖いお話です。
これはもう他人事ではありません。

今の水戸市にはそれほどに莫大な借金があり、このままでは市民にシワ寄せがいく可能性が高いので、早急に対処する必要があるのです。

そのためには新しい施設をボコボコ建てるよりもまず、今ある施設をいかに有効活用して税収をあげていくかを考える。
これが特に重要なことかと思っています。

そして、経営経験のない行政の人間だけで市の運営を行うのではなく、民間企業と協力しあって、事業採算性のある運営をしていく。
そういった戦略についてのお話をさせていただきました。

そして、私が打ち出す3つ目の政策は
『地域コミュニティの活性化』です。

…実は、これについては、私、大変胸をいためております。

私事で恐縮ですが、わたしは、町内会の役員を務めさせていただいております。
そうした中、痛感するのは、どうしても介護と子育て支援の問題なんです。

町内のお宅をまわっていますと、玄関先にまで出てこられない方がいらっしゃいます。
耳の聴こえない方もいらっしゃいます。

そういった方々に十分なケアが行き届いていないんです。
孤立している方が多いです。

これはどういうことか分かりますか?
町内会がうまく機能していないんですよ。

わたしは、昭和47年にできたニュータウンにずっと住んでいます。

両親や、同世代の皆さんは80代です。ところが子育て世代に代替わりが進まず、子ども会は存続の危機に瀕しています。

若い世代は都市部に出ていってしまい、新しい人が入ってきていません。
それだけで水戸市は大きな課題を抱えてしまっているのです。

このような現実に、町内会の組織率は60%を割ってしまい、若い世代の方ばかりでなく、高齢の方も町内会の役割が負担となり、脱会する人は増えるばかりです。

さらに、住んでいる若い方で多いのは
「町内会が何をしているのか、よく知らない」という意見でした。

よく知らないところに敢えて足を突っ込もうという方はいますか?
「面倒なことに巻き込まれる」と思っているかもしれないのに、足を出す人はいないでしょう。

このような結果をこれ以上生まないためには

原始的な方法ですが、町内会の負担を減らすとともに、コミュニケーションの機会を増やしていくことが重要と思います。

この地域コミュニティの成功例が実は牛久市にあります。

町内会加入率、何と70%超え。
理由は、行政の町内会担当の皆さんが、町内会長さんと一緒に様々な支援をきめ細かく行っているからです。
具体的には、例えば、市による防犯灯の一括管理、転入者情報の共有、不動産業者への町内会費の徴収委託など。

町内会費を不動産業者が徴収するんですよ。
通常ではあり得ないことです。もちろん、水戸市ではやっているところはありません。

しかし、行政がその気になればそれができるのです。
これが『公民連携』の力です。

ちなみに、水戸市の町内会は
町内会の支援を「住みよいまちづくり推進協議会」という中間支援団体に丸投げしています。

そのため、町内会の実態がつかめず、直接的な支援もされていない状態です。

牛久市と比べると情けなくなってしまいますが、
介護や子育てで孤立しないコミュニティをつくるためには、やはり行政が地域の情報をしっかりつかみ、市の専門職員と町内会が協力しあって、きめ細かい直接支援を行っていくことが大切だと考えます。

行政や、民間、地域など関係なく、同じ水戸市に住む一人であると認識し、
垣根を越えた協力体制が築くことが、とても大切なんです。

前回、私が言っていた民間企業との連携の大切さはここにあります。

行政の独断による市政では、もうダメな時代に入ってきてしまったんです。
自分たちの住む街のことを、行政も民間も一緒になって考え、協力して運営していくことで道が開けていくんです!

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